MENU
2022年5月のおすすめ人気ランキング!

オフィスホワイトニングとは?メリット・デメリットなど

ホワイトニングの中には、「オフィスホワイトニング」と呼ばれる専門医の処置を受けるホワイトニングがあります。

自宅で手軽にできる「ホームホワイトニング」の違いなど、オフィスホワイトニングの特徴をわかりやすく解説いたします。

目次 - Outline

オフィスホワイトニングって何??

ホワイトニングには、「歯科医院の中で歯医者さんの手によって漂白処置を受けるもの」と「自宅でマウスピ ースを使用し、自分自身で歯を漂白するもの」とがあります。

「オフィスホワイトニング」とは前者のことを言い、後者のようなセルフ処置については「ホームホワイトニング」と呼んで区別されています。

歯医者さんの手による処置をオフィスホワイトニングと呼ぶため、オフィスホワイトニングの場合にはよりプロフェッショナルな施術になることがおわかりいただけると思います。

自分でホワイトニングをする場合とは用いる機器が違うため、「白さ効果の現れ方」や「変化レベル」にも違いが出ます。

とは言え、「専門医の処置だか らより白くなる」というものでもなく、効果が実感できるまでの「時間的な早さ」を狙うものが「オフィスホワイトニング」の特徴だと言えるでしょう。

オフィスホワイトニングの特徴

オフィスホワイトニングでは、まず歯の表面や隙間などに見られる汚れ(歯垢)を取り除き、その後に歯面に対してホワイトニング剤(過酸化水素が主成分)を塗布していきます。

この後、「特殊な光」を歯の表面に当てることで薬剤を効率よく歯に浸透させていきます。

オフィスホワイトニングの施術手順

STEP
歯科衛生士(もしくは歯科医師)の手で患者さまのお口の中の汚れ(歯垢)を取り除く
STEP
歯垢除去の後、歯の表面に「ホワイトニング剤」を塗布していく
STEP
薬剤を塗布した箇所に「特殊な光」を照射し、効果的に薬剤が浸透していくように導く

タバコのヤニや茶渋のように、歯に汚れが強くこびりついているケースでは、歯垢除去の段階で「歯のクリーニング」をおススメするケースもあります。

歯のクリーニングとは、専用器具や水圧などの力によって普段取れない汚れを丁寧に落としきる処置です。

漂白処置ではないのでホワイトニングほどの白さは得られませんが、歯の表面にこびりついた汚れなどがすっきりと取り除けます。

1の段階で「歯のクリーニング」を選択しておくと、オフィスホワイトニングで得られる白さ効果もより確かなものになっていきます。

上記3の「特殊な光」がもたらすものは、熱を媒介とした化学的な反応です。

これにより薬剤の浸透力が高まるため、汚れを分解して漂白しきるまでの時間が短縮できます。

このように物理的な機器を用いた施術は当然自宅では実現できないため、「お薬の反応の良さ(=白さ効果の急速な取り込み)」がオフィスホワイトニングの大きなメリットになっていきます。

オフィスホワイトニングのメリット(強み)

上記のように、オフィスホワイトニングのメリットは何と言っても「即効性」です。

自宅で実践する「ホームホワイトニング」はゆっくりと着実に歩む「カメ」のようなイメージがありますが、オフィスホワイトニングについては 「ウサギ」のように瞬時に目的地(≒健康的な白い歯)に導いてくれます。

また、上記施術プロセスで見たように「歯医者さん任せ」で処置が進行していくことから、面倒な手順を自己管理する必要もありません。

オフィスホワイトニングのメリット

・白さ効果という点で「即効性」がある (1回の処置でもある程度実感できる白さ効果が得られる)

・歯医者さんで施術を受けるだけで白さが手に入るため、ライフスタイルに大きな影響を与えない (毎日 2 時間以上マウスピースを装着しなければ…といった日常的な拘束がなく楽である)

・日々の食生活でそれほど気を使う必要がない (毎日薬剤塗布しているわけではないので、日々色移りしやすい状態を気にかけて食事する必要がない)

オフィスホワイトニングのデメリット(弱み)

オフィスホワイトニングのデメリットは、「白さ戻り」が幾分早い点です。

また、白さレベルの到達点が「ホームホワイトニング」で期待できるレベルよりも一段階程度低いという特徴もあります。

逆を言えば、ホームホワイトニングの方が時間はかかるものの白さの到達レベルが高く、後戻り速度も緩やかということになります。

オフィスホワイトニングのデメリット

・白さの後戻りが比較的早く起こる(オフィスホワイトニングの白さの持続力は、3ヶ月~6ヶ月程度だと言われている)

・白さ変化に即効性があるものの、オフィスホワイトニングの白さ到達点はやや低い (ホームホワイトニングの方が時間はかかるものの「より白くなる」という特徴がある)

・定期的な処置を含めたランニングコストを考えると、ホームホワイトニングよりも割高になる (ホームホワイトニングの方が長期的なランニングコストで見ると安価になる)

歯が白い状態を維持するためには定期的な施術が必要になりますが、後戻りしやすいオフィスホワイトニングの場合には、それを補うための再施術の回数も多くなってしまいます。

このようなことから、オフィスホワイトニングはホームホワイトニングよりも費用負担がかさみやすいと言えます。(参考:オフィスホワイトニングの一般的な費用相場…1回の処置で3万円前後)

つまり、長期的なランニングコストで考えるとホームホワイトニングの方が安価に白さ効果を維持できます。

オフィスホワイトニングはこんな人向き

オフィスホワイトニングは「短期間のうちに白さ効果を取り込みたい患者さま」に向いています。

また、毎日マウスピースに薬剤を付けてお口に装着する…といった「自己管理が苦手な人」にも合うでしょう。

そして、「金銭的な面で少し余裕がある方」に向いている施術だとも言えます。

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングには、それぞれにメリットとデメリットがありますので、自分の性格なども加味して処置方法を選ぶと良いでしょう。

ちなみに、ご希望がある場合には2つのホワイトニングを組み合わせる「デュアルホワイトニング」という処置も受けられます。

白さ効果を早く深く長期的に取り込みたい場合には、ぜひこのような手段もご検討ください。

目次 - Outline
閉じる