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今注目のラクトフェリンと口臭対策

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今注目されているラクトフェリンとは?

ラクトフェリンとは栄養素のひとつで、唾液や血液、母乳、粘液等に多く含まれており、細菌の感染を防御するために必要な成分です。

もともとは生体の分子量の約8万の鉄結合性糖タン白質で、鉄を引き付けやすく、結合することで赤くなることから「赤たんぱく質」として1939年に発見されました。

乳児が母乳で健康的に育つのは、ラクトフェリンがあるからと言われています。

ラクトフェリンは、純度85.5%以上の高純度精製品で、育児用調整粉乳やヨーグルトなどにも混入されて販売されることが多く、安全性に関しての心配はありません。

そんなラクトフェリンは、近年盛んに研究が進み、抗炎症作用や発ガンの予防効果など、さまざまな結果が報告されています。

口臭にも効果が認められたラクトフェリン

東京医科歯科大学と昭和大学の臨床医の研究結果によると、ラクトフェリンを摂取することで、朝起きたばかりに感じやすい口のねばねば感や口臭の不快感が減り、口内の爽快感が高まったという例が発表されました。

その後、患者にラクトフェリンの服用を続けさせ、唾液の変化や口内の湿潤度、歯肉炎症の状態、口臭の測定などを行ったところ、十分な予防や治療になりうるということを確信したそうです。

また、ラクトフェリンを口腔貼付製剤として使用したところ、口内炎や口角炎、舌痛症、ドライソケット、咬傷などにも鎮痛効果と消炎効果、修復促進効果があると認められました。

このように、ラクトフェリンには口臭だけではなく口内への大きな効果が発揮されることが分かっており、近年は口臭対策としても注目されています。

ラクトフェリンが口臭対策に効果的な理由

ラクトフェリンは唾液にも含まれています。

唾液と言えば“臭い”というイメージを抱く方が多いかもしれません。

しかし、唾液には口内の洗浄作用があり、分泌が増えることで口臭を抑える効果があります。

口臭の原因のひとつとして、加齢やストレスによる唾液の分泌量の減少があげられます。

つまり、口臭対策として唾液の量を増やすことが有効です。

そこで必要になってくるのがラクトフェリンであり、もともと唾液にも多く含まれているラクトフェリンを服用することにより唾液量の分泌が増加され、結果的に口臭予防となります。

口臭対策にもなるラクトフェリンの摂取方法

ラクトフェリンの摂取方法としては、サプリメントがおすすめです。

チュアブルやガムタイプのものも販売されているので、自分に合ったものを選び口臭対策をしていきましょう。

ラクトフェリンの効果が表れるまでには3~4週間必要ですが、口腔内環境から口臭を改善してくれるため、より根本的なアプローチになります。

ぜひ、ラクトフェリンで口臭対策をしていきましょう。

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